イトグモ 

イトグモ Loxosceles rufescens (イトグモ科) イトグモ科(Family Sicariidae)に属する体長10㎜程の種。薄暗い環境を好む地味なクモであるため認知度は高くないが、同じ科に属する北米産のドクイトグモL. reclusaは有毒種として有名。 【イトグモ♀成体背面…

ジグモ♀とワスレナグモ♀

ジグモAtypus karschii (ジグモ科) 【ジグモ♀成体背面図 2017/5/17 つくば市】 「ジグモ釣り」によって巣の中から引きずり出した個体。体長は20㎜と大型。 【ジグモ住居 2015/8/13 つくば市】 建物の壁や樹木の根本などを基質として利用することが多いが、草…

タマゴグモ科の微小種たち

タマゴグモ科(Oonopidae)は体長1~3㎜程度の微小な種を含む分類群である。微小ゆえに本科の認知度は低いが、実にユニークな種が属している。 ダニグモGamasomorpha cataphracta (タマゴグモ科) つくば市では街路樹の樹皮や樹木名プレート裏に多く見られ…

ミヤグモとコマツエンマグモ

ミヤグモAriadna lateralis(エンマグモ科) 平地の神社、寺院周辺や山地の林道などに生息する。主に針葉樹の樹皮下や石垣の隙間などに造巣しており、巣穴の入口から放射状に受信糸を張り出す。 【ミヤグモ♀ 2016/2/25撮影 つくば市】 【ミヤグモの住居 2015…

キシノウエトタテグモとキノボリトタテグモ

キシノウエトタテグモLatouchia typica(トタテグモ科) 茨城県では平地から山地にかけてみられるが、平地で見つかることが圧倒的に多いように思われる。公園や神社周辺の石垣の隙間、樹木の根元付近などに穴を掘り、入口を円形の片開き扉で塞ぐ。 【幼体の…

カネコトタテグモ

カネコトタテグモAntrodiaetus roretzi (カネコトタテグモ科) つくば市では主に山地の林道や渓流脇の地表、樹木の根元などにみられ、地中に穴を掘って入口に観音開きの扉をこしらえる。クモは夜になると扉のすぐ内側で待機し、近くを昆虫等の獲物が通りか…

ジグモ♂とワスレナグモ♂

ジグモAtypus karschiiとワスレナグモCalommata signataはいずれもジグモ科に属し、地中に穴を掘って生活する習性により知られる。 ジグモは民家の周辺などに多く生息し、庭先の植木鉢や樹木、草本の根元などによく目立つ袋状の巣(地上部)を張り付けるため…

ブログはじめました

茨城県南部で撮影したクモ類の写真(生態・標本写真)、生態に関する興味の殴り書き。 種名に関しては交尾器が確認できたものについてのみ掲載し、それ以外は属以上の分類階級を示してあります(例:オニグモ属の一種Araneus sp.)。 主な同定資料:小野(20…